2023年
1月
17日
火
ヤドリギとは漢字で書けば
―宿生木・宿り木・宿木・寄生木―
いわゆる寄生植物なんですが
永遠の命を象徴し魔除けにもなり
幸運のシンボルともされる
存在と言われています。
ヨーロッパではクリスマスに玄関などに飾られ
最近は日本でもインテリアとして
季節を問わずに楽しまれているようです。
それならばぜひ絵付けタイルで
インテリアとして飾ってみよう!!
そういう企画案でデザインしたのが上の見本です。
皆さまの絵付けの様子はコチラの画像で。
やっと絵付けが完成しました!!
焼成前はこんな感じです。
(中央のはAZULの見本)
画像だと分かりにくいですが
お一人だけ自分色に染められました~
☕
焼成後はこんな感じになりました。
👇 👇 👇
2022年
10月
10日
月
10/1に東村山市のGalleryぱるけ+カフェにて、経験者(2回以上~)の方向きの体験教室を行いました。今回は一般募集は行わずオーナーによる口コミで参加されたお馴染みの方ばかりだったので、和気あいあいとした雰囲気でした。
ご報告が遅れましたが、講座の様子をお知らせいたします。
今回のテーマはスペインタイルの基本とも言える
『アラベスク柄』
※大きさは10×10cm
絵付け道具はご覧のように超シンプル
何はなくともスポイト「命」
後は大胆さと繊細さとを使い分けて
幾何学柄は角まできちんと色を入れるのが難しい
でもはみ出したら削れば大丈夫
逆に色が足りずに後から足すほうが大変
あと大事なのは全体のバランス
2021年
10月
25日
月
今日はメイン作品の御紹介です。
「貴婦人と一角獣」というタペストリーは御存知でしょうか。
パリの国立中世美術館で
初めて実物と対面したのはもう四半世紀以上前。
(触覚、聴覚、視覚、嗅覚、味覚6枚の連作から成るもの)
以前からずっと憧れていたこのタペストリー。
絵付けタイルで何とかその雰囲気を
表現できないかと思っていたのですが…
油絵具と違い自由に混色不可能なせいもあり
どうしてもバックの赤が出せずに諦めていました。
その後しばらくして混色可能な絵の具が登場しチャレンジすることに。
今回選んだのは「視覚」 の中の一部分
こちらは焼成前の絵付けが完成したもの
↓ ↓ ↓
焼成後の色はこのように鮮やかな色に!!
🍂案内状はコチラです。
(在廊日)
※10/29(金)初日のみ午後17時まで
あとはずっと在廊しております。
2021年
10月
17日
日
🍂ようやく秋らしくなってきましたね。
今回たまたまタイミング良く芸術の秋に相応しいこの季節に
個展を開催する運びとなりました。
詳細については以下をご覧ください。
🍁 🍁 🍁
今回出品作品の中でもイチオシなのが
春から好評頂いている「イワシ」の新作です。
今までのものとはガラッと雰囲気を変え
クエルダセカのスポイト技法が映える
カラフルなイワシ君が誕生しました!!
だいたい実物大の大きさです
カトラリー置きやペーパーウェイト、キッチンのアクセントにも
同じ柄のコースターと鍋敷きも作りました。
2021年
9月
12日
日
だいぶ秋めいて過ごしやすくなってきましたね。😊
しばらくお休みしていた体験教室ですが
久々に地元、東京国立市にて以下の日程で行います。
この機会に御興味のある方はぜひ参加されてみませんか!!
ご希望の方は下記の申し込み先へ直接お問い合わせください。
※尚、この講座は他の媒体でも募集をかけておりますので
各回、定員になり次第締め切らせて頂きます。(先着順)
(※感染症対策としまして、手指消毒液を置き入口の開放等致します)
👉開催場所と地図は下記を御覧下さい。
下記の催しも同時に開催しておりますので
ぜひ併せてお楽しみください!!
2021年
3月
04日
木
出来たてほやほやの手づくりのイワシ登場。
陶芸用の土を捏ねて一尾ずつ形を作ります。
抜き型がないので大変。
大きさや厚みなど多少違っていてもいい。
かえってそれぞれの個性が感じられるような
そこがハンドメイドの良さと割り切って。
―写真の絵柄はメキシカンタイルの図柄―
今回はあとポルトガルとスペインの絵柄で
全部で3型のデザインを展開予定。
このイワシ実物は写真より一回り大きいくらいと思って頂ければ。
一応『ペーパーウェイト』のつもりだけど
箸置きとかでもいいし
キッチンや壁に掛けて壁飾りとして
楽しむこともできそう(^^♪
★いわしの作り方★
陶芸用粘土で型を作り約半月ほどそのままにして乾燥させる。
↓
陶芸釜に入れて一度素焼きする。
↓
白い釉薬を表側面と両サイド、背ビレ側のサイドにもかける。
(裏面にはかからないようにする)
↓
乾いたら絵柄を写し水彩技法(マヨルカ技法)の筆絵付けをする。
↓
よく乾かす。
↓
再び陶芸釜に入れ本焼きをする。
全行程で約1か月ぐらいの時間が必要。
いつもお世話になっているアール・ラモさんが
国立市のギャラリー<コットンボール>で
近々開催される企画があり
そちらのコーナーにてお目見えの予定です。
お時間のある方はどうぞお立ち寄りください!!
2020年
9月
18日
金
コロナの影響でしばらく控えていましたが
去る9/11と9/12の2日間に
国立市のギャラリー・コットンボールにて
タイル絵付け1日体験教室を行いました
上は国立市のブランコ通りにあるギャラリーの様子
下は入り口の飾りつけの様子です
人気の猫マグネットは私のオリジナル作品。今迄に150個位は作ったかも!
今回はいつもお世話になっているアール・ラモさんの
「ポルトガルの風」というメイン企画の中の特別企画です
またオラリア・ポルトガル陶人形展も同時開催されました
↓ ↓ ↓
2020年
3月
28日
土
2020年も気が付けばあっという間に桜の季節となってしまいました。
気が付けばブログの更新も久しぶりになります。
今回は、今年1月の半ばに依頼を受けたオリジナルタイルの注文作品がやっと完成しましたので、その制作過程を御紹介しようと思います。
(御希望のタイルのデザイン条件とは)
『南イタリアのアマルフィやカプリ見たいな、青空とレモンとオリーブと
少し古い町並みがあるような図柄で紋章も入れたい』
タイルの大きさは15×15㎝を使用。
スペインのクエルダセカ技法とマヨルカ技法との混合で作ることに決めます。
①送って頂いた何枚かの参考写真を基にまず簡単なラフスケッチを描き
色鉛筆で軽く色をつけてみます。
タイルの向きは壁に飾られる他のタイルとのバランスも考えて
斜めにすることにしました。
②始めにマヨルカ技法を絵付けするための下地を作ります。
全てが上手くいくかはこの下地作りにかかっているといってよいでしょう。
その前にタイルの破片で一度試します。
本番と同様に釉薬をかけ描いて焼成し、色の発色や厚みなどを確認します。
(少し釉薬が厚すぎすました。それだと焼成後にタイルに亀裂が入ったりします)
③厚さを再度調整し直してから本番です。
タイル全体に白の釉薬を一気に流し乾かした後に真ん中の部分を削り取ります。
わさわざそうした手間をかけるのも(部分的に釉がけするよりも)
下地の部分を全体に均一な厚さにするためです。
④乾いた下地に図案を写してからマヨルカ技法の部分を描きます。
水彩画のように筆で濃淡をつけて描いてから一旦焼成します。
下はマヨルカ技法の部分が完成したものに
真ん中のクエルダセカ技法を少し絵付けしています。
2019年
6月
21日
金
昨日6/20(木)よりギャラリースペースMで開催中の工房AZULの展覧会の御紹介です。
展示期間は6/25(火)までの開催になります。
尚、この展覧会はアール・ラモさん企画の展示会「ポルトガルの風」の1部として行われるものです。
最寄駅は東武東上線の「志木駅」です。
ご興味ある方はぜひ会場まで起こし下さいね。
尚、期間中、明日22(土)と24(月)は『タイル絵付け1日体験教室』を午前11:30~と午後14:30~の2回開催しています。(22日はもう〆切りましたが、24日はまだ残席が少しあります)
<お問い合わせ>ギャラリースペースM 048-474-8486 (志木市本町1-2-2)
または 企画:アール・ラモ 080-5039-1675 facebook まで
光がSUNSUNと降り注ぐ明るいギャラリー店内
入ってすぐの場所で私の小作品展をやらせて頂いています
新作も頑張って取り揃えました
ドアに体験教室のポスターを貼ってあります
詳細はコチラを御覧下さい
↓ ↓ ↓
2018年
9月
01日
土
小学生の子供さんにとっては夏休みも終わり、そろそろ学校も始まりますね。
夏休みの宿題、それも自由研究に何をやったらいいか悩んだりした人も多かったのでは?
そんな子供さんたちのためにどうかなと企画した講座を8月20日(月 )の午前中に行いました。
題して「ネコちゃんマグネットの絵付け」。
場所は何度も体験教室を開かせて頂いているギャラリーぱるけさんです。
今回は鮮やかな色が魅力のスペインタイルの技法で、一応こちらで型取りをしたものに絵付けして幾つか色見本のサンプルをご用意しましたが…。お好きな色でOKということで、小学三年生と六年生の皆様それぞれの個性で色を選んで頂きました。
初めてのスポイトで色をつけるという作業にいろいろと苦労はあったようですが、それぞれのペースで何とか絵付けを終えられました。
大人でもそうなのですが、絵付けという作業にはそれぞれの性格や個性が自ずと表れるようでとても興味深いなと改めて感じました。
午後は大人の回ということで、猫型は同じ見本ですがマグネットではなくブローチにしました。ただブローチ用のデザインは子供さんのものとは少し変えてあり、色はやはり御自由に選んで頂きました。
これからの季節にセーターやコートの襟につけてオシャレを楽しんで頂けたらいいかなと思います。
★参加者皆様の焼成後の作完成品★
今頃お手元に届いている頃だとは思いますが感想はいかがでしょうか?